等積変形
今日は中学2年生の授業がありました!
自己診断テストが終わり、学年末考査が少しずつ近づいてきているので、
数学の証明の単元を終わらせるためにも、今日は等積変形を指導しました!
等積変形という言葉だけを聞くと、多くの人が「何それ??」と言いますが、
中学生で学習するものよりは簡単なものの、実は小学生のときに学習しているのです!
まだピンときていない人は、下の問題をご覧下さい。
繰り返しになりますが、もちろん中学生の問題はこれよりも難しいです!
しかし、小学生のときに学習しているので理屈などは分かっているはず!!と思いきや、
問題を解いてもらうと、完全に手が止まっている生徒が数名いました…
また、私が「小学生のときに学習したよね?!」と聞いても、
こんなの初めて習った…という顔の人がいました(笑)
先日中学1年生に指導した理科の地震の計算、
2学期の数学でみんな苦戦する方程式の割合や、3学期の数学で苦戦する「おうぎ形」…
などなど、小学生で学習したものを中学校でも学習します!!
これを小学生にいうと、「それなら中学生になってから覚えよう!」という人もいますが、それは非常に危険です!!
小学生で学習したものと同じレベルの問題は出題されません。
たとえ出題されてもみんなできるので、点差がひらきません!
他の子と点差がひらくのは、小学生で学習したものの発展です!
つまり、小学生のときにこれらの内容がおざなりになっている場合、
中学生になってからとても苦労します!場合によってはテストで点数が取れなくなってしまいます!!
そのため、小学生内容だからとバカにするのではなく、中学生・高校生の内容の基礎となる小学生内容をしっかり学習しておく必要があります!!
だから、「小学校のテストで80点、90点とっているから大丈夫!」と思わず、
乱暴な言い方をすれば、小学生のテストで毎回100点を取るレベルにまで高めておく必要があります!
小学生で学習する内容を一つでも多く理解することで、中学生で学習する内容の理解がスムーズになり、テストでの高得点に結びつくな…
と改めて思いました!
写真は先日受験が終了し、卒業した生徒からいただいたお菓子です!
高校生になってからも、自分の目標に向けて頑張ってください!
陰ながら応援しています!
またいつでも遊びに来てね(^^)