国語の学習法
最近国語を指導していて気になることがあります。
それは、以下の4点です。
①語彙がない
②漢字の読み書きが不十分
③正確に音読できない
④論理的に読解できない
また、国語の苦手な生徒はきまって、
「国語って、どう勉強すればいいの?」
「文章によって点数に開きがでる」
「国語はセンスが必要だから勉強しても無駄!」
「国語はフィーリング?!」
と言います。
しかしそれでは、
懇切丁寧に要点を教えてくれた文章から出題される学校の定期考査は何とかなったとしても、
実力テストや、入試問題なんて解けるはずがありません!!
そこで、私なりの国語の勉強方法を記しておきますので、参考にしてみてください。
まず、①についてですが、
文章読解する上で不可欠なので、語彙は増やしていきましょう。
ただその際に重要なのが、闇雲に言葉を覚えるのではなく、
分からない言葉があれば、文章の中でどのように用いられているかを考えて意味を推測して、辞書などで意味を調べるようにしましょう。
次に、②についてですが、
漢字の音と訓を意識すると語彙が増えます。
例えば、「挙手」という言葉の意味が分からなかったとします。
その場合、辞書で調べて意味を覚えれば確かに語彙は増えます。
しかしそれよりも、「挙」が「あげる」「きょ」という読み方をすると知っていれば、
「挙手」を「手をあげること」とすぐに反応することができます。
だから、漢字が苦手という生徒は「挙」を闇雲に、「あげる」「きょ」という読み方だけ覚えるのではなく、
「手を挙げる」「挙手」のように、その漢字が使われている言葉や、用法を覚えると漢字も比較的すんなりと覚えられるはずです。
長くなってきたので、残りの③、④についてはpart2に続きます。