集団指導のよさ
今回の内容はあくまで私の主観によるものなので、参考程度にご覧ください。
最近個別指導塾が多いですよね?!
近場を見渡しても、個別指導の○○○、明○○塾、ス〇○○ド・・・などさまざまです。
また、集団指導と聞くと何となく時代遅れで、「一人ひとりに対応できない」「授業についていけなさそう」
というお声があがりそうですが、私は半分正解で半分不正解だと思います。
確かに学校や、大手の塾のように1クラスに多くの生徒が在籍していると、一人ひとりに十分に教えることは難しいといえます。
また、その場合理解したかに関係なくカリキュラムに沿って進んでいくので、授業についていけないこともあります。
そこで弊塾のように、少人数での集団授業を行い、得意な生徒にはどんどん演習してもらい、苦手な生徒にはヒントを与えながら一人でも解けるように指導している塾もあります。
また、それに加えて私は解説の際には過去に学習した内容にも触れながら説明します。
たとえば、英語の動名詞の問題で、
空所に適する英語を書きなさい。
I’m ( ) ( ) ( ) seeing you. (私はあなたに会えるのを楽しみにしています。)
という、問題があったとします。
すると、普通は looking forward to が正解であることを言って次の問題の解説に移ります。
しかし、私の解説はそれだけで終わることは原則ありません!!
なぜなら、この表現を覚えていなかった人は他の動名詞の重要表現を覚えていない可能性が高いからです。
また、覚えていた人の中にも、他の重要表現を覚えていない可能性もあります。
だから、他の重要表現が問題に出題されているかに関わらず、ここでまとめて復習します。
そして、重要表現の他にも説明することがまだあり、答えを言って終わりなど言語道断です。
そのため、私の解説は長いときは1ページの丸付けに30分以上かかることもあります。
個別指導塾に多い、キャリアの浅い大学生講師などではこのような対応はまずできないでしょう。
何より、これを1対2などの個別指導でしてしまうと、もう一人の生徒は完全に待ちぼうけですよね?
そんなの説明しなくても、ワークを見せて「この重要表現は大事だから復習しておいてね!」と言えばいいじゃないか?!
というお声があがりそうですが、それ本当に復習しますかね?!
中学生時代、特に受験学年以外の生徒が塾から帰ってすぐに、
「あっ、動名詞の重要表現を復習するように言われてたんだ!!」
と、自室に行ってワークや、ノートを開きますかね??
おそらく、塾から帰ったらジュースを飲んで、好きなテレビ番組やドラマを観たり、ゲームをして動名詞のことなんかキレイさっぱり忘れ去っている人が大半のはずです・・・笑
そして、「授業についていけなさそう」という面に関してもほとんど問題ありません。
なぜなら、学校の進度を頻繁に聞きながら、塾生の理解度を踏まえながら進んでいるからです。
そのため、他の集団授業をしている塾よりはペースとしてゆっくりだと思いますが、
あまりにも早すぎると消化不良を引き起こしてしまいますからね・・・
以上の点から、集団指導でも一人ひとりに十分に対応できるのです!!
ただ、近年学力差の激しく他の習いごとで忙しい小学生や、内容が難しく進路が多岐にわたる高校生には、集団指導ではなく個別指導をしています。
想定より長くなりましたので、とりあえず今回はここまでとします。
続きは次回のブログに記載させていただきます。
最後まで閲覧ありがとうございました。
なお、今回のブログは冒頭でお伝えしたように私個人の考えに基づくものなので、
すべての塾や、学習法に当てはまるものではありません。
あくまで参考程度に考えていただけたら幸いです。