英単語の覚え方 高校生編
昨日高校生と話をしていたところ、模試の長文が読めなかった!と言っていました。
英文法を解く際には、英単語の意味にこだわりすぎず文の内容が大まかに分かる程度で構いません。
なぜなら、英文法は英文を訳す問題ではなく、構造や形で答えを導き出すものが大半だからです。
(とはいえ、訳さなければならないものもありますし、多くの単語を知っておいたほうがいいのは言うまでもないですが…)
長文は、単語の意味がわからなくても、ある程度推測もできるものの、
1つの文に2,3個意味の分からない単語があると、推測することすら困難ですよね…
それでは、高校英語、入試英語での高得点は望めません。
そのため、単語を覚えることは受験で点数を取る上で必須といえます!!
ただ、多くの受験生から「単語を覚えられない!」「覚えてもすぐに忘れる!」と言われます。
そこで、高校生、特に受験生のために英単語を覚えるコツを紹介します!
まず、一つ目のやり方は、
英単語を毎日覚えること!!しかも1日30単語!!
「えー、そんなにたくさん覚えるの無理~!!」「そんな時間ない!!」
という声が聞こえてくるのは承知の上です。ただ、冷静に考えてください。
よく「自分は1日5単語くらいしか覚えられないから、5単語ずつ覚えていこう!」という人が多いのですが、これでは高得点を取ることは難しいです。
なぜなら、学校で配られている「ユメタン」でも、書店にある「ターゲット」「速読英単語」など、どの単語帳でも構いませんが、
基本単語帳って、1,400語~2,000語くらいの英単語が載っていますよね?
例えば、覚えなければならない英単語が2,000語として、1日5単語ずつ覚えるとします。
すると、
2,000÷5=400
つまり、400日で単語帳が終わります。
あれっ…??受験まで約1年(365日)しかありませんよね??
これでは、受験までに間に合わないですし、1周しかできません。
1周しかやっていませんが、果たしてすべて覚えられているのでしょうか…?!
そこで、覚えられないのは前提で1日30語を覚えると、
2,000÷30=66.6・・・
つまり、67日で単語帳が終了します。
このペースで演習すれば、受験まで約1年あるので、約5周もすることができます!!
今ブログを見ていただいているみなさま、分かっていますよ。
「5周やったとしても、どうせ1日30個のハイペース。そんなので覚えられるわけがない!!」と、思われていますよね?!
仰る通りです。おそらく簡単には覚えられないでしょう。
「では、なぜそんなことを言うんだ!!」と思われるかもしれません。
それには理由があります。
人って、かなり印象に残ったことや、興味のあることしか覚えていませんよね?!
ましてや、1日5単語しか覚えないとすると、今覚えようとしている英単語を次回復習するのが400日後ですよ?!
普通の人は覚えていないと思います。
しかし、1日30単語というハイペースで英単語を覚えて、5周するやり方ならば、
学校の授業や、塾の授業、自分で問題を解いている際に、
「あれっ、この前この単語を覚えたような気がする…。どんな意味だったっけ…。」
という機会が1日5単語しか覚えないときよりも確実に増えます。
その状態になればあとは、授業や、辞書で意味を確認すればあやふやだった単語の意味を覚えればいいだけです。
それから、さきほどもいったように、1周しただけで単語帳に載っている単語を覚えられる人は原則いないでしょう。
しかし、単語帳を5周するやり方ならば、少なからず頭に残ります。
幼いころ、お母さんに読んでもらった絵本の内容って、おそらく今でも覚えていますよね?!
なぜ、覚えているのでしょうか?
それは、絵本のページが破れてしまうくらい何度もお母さんに読んでもらったからなのです!!
つまり、覚えるためには反復が必要なのです!!
そして、さらにもう一つ。
ただ覚える(インプット)だけではすぐに忘れてしまい、効率が悪いです。
インプットだけでなく、覚えた単語をテストなどを解いてアウトプットする必要があります。
暗記にはインプットと、アウトプットの両方が必要なのです!
そこで、おすすめなのが、
ターゲットのアプリです!!
https://richlink.blogsys.jp/embed/b4fc747f-a1ac-30c9-90f8-55d04e5594bb
私もスマートフォンに入れています!!(この情報はどうでもいいですね笑)
このアプリはゲーム感覚で覚えられます!!
「朝の5問」 「夜の5問」というものがあり、各7回チャレンジできるので、最大1日で70問までクリア可能です。
また、出題される英単語もランダムなので、しっかり覚えられます。
間違えた単語は履歴も残るので、次に勉強する際にも役立ちます!
是非一度試してみてください!!
長くなったので、単語を覚えるコツの2つ目はまた時間のある際に更新させていただきます。
長文にも関わらず、読んでくださり誠にありがとうございました!!
※なお、今回紹介したやり方はすべての人に効果があるとは限りません。
個人差があります。自分がやりやすい方法で単語を覚えてください!